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白石踊り
振り付け

白石踊りの振り付けについて


白石踊りは、同時にいくつもの型の踊りが謡い手と太鼓を中心として輪をなして広がるとう他に類を見ない形式を持った盆取りです。
その個々の型を見て行けば、白石踊は島民の工夫で種類を増やして行ったものらしく、現存する踊りも微細な点になれば同一の踊りでも各踊り手それぞれ異なった所作をします。かつては旧盆の墓参を終えた各家では主に老人が子供達に踊りを教えたといいます。代表的な踊りの特徴は次のようなものです。

(1)男踊

主に男子の壮年、老年層が踊ります。動作が活発で振りも大きく、空間を十分に活用した踊りです。踊りは高潮すれば尻絡げもすると言った豪放、エネルギッシュなす。老人が踊れば枯淡、洒脱な踊りになります。

(2)女踊

主に中年以上の婦人が踊ります。手首を極端に折り曲げ、一動作ごとに膝関節の屈伸を行うため、弾性富み、所作の連続性の妙と優雅さを感じさせます。

(3)娘踊(月見踊)

新嫁や嫁入り前の若い婦人が踊ります。終始、手の指を揃え、極端に手首を曲げて踊り、女性的な美しさを感じさせます。動きの抑揚はかなり大きく、肩から長い袖に流れる線を優美に生かした振りです。この踊り手が扇を持って踊る(4)扇踊 の場合は緩やかに回転する扇がなお一層の優美さ、艶やかさを添えます。

(5)奴踊

若衆(青年男子)が踊ります。男踊、女踊、娘踊のように連続的、流動的な動作ではなく、個々の動作が各々明確に区切られており、素朴な男らしさを表現する振付です。竹の子笠を持っての(6)笠踊の場合は大名行列の毛槍を振る供奴に似た動きで、快活且つ柔軟です。右手に振り翳す笠の動きは空間に大きく線を描き、踊りの輪全体にアクセントをつける程に印象の強い踊りです。

(7)二ツ拍子

扇踊りに女踊りを組み合わせたもの。他の踊りの2倍に当る12拍子を以て一回踊ることになります。

(8)大師踊

鉦を撞木で叩き、腰を屈めて仏への礼拝を行う所作が含まれます。

(9)阿亀踊

拍手した手を上に跳ね上げたり、足を上げて歩を前に進める際、これに捻りを加える等、全体に動作が大きく、滑稽味が感じられます。

(10)梵天踊

11-12歳迄の男児が踊る。ブラブラ踊が基本であるが、時々二人で組み、梵天(幣束)で切合い(一方が切り掛かり、相方がこれを受ける)の所作を行います。最初の、一歩飛んで踏出す動作などには茶目っ気が感じられます。

(11)ブラブラ踊

白石踊の基本形ともいえる踊りで動作が左程大きくありません。長時間踊る場合はこの踊りの間に他の踊りを織り込んで身体の疲労を防ぎます。

 この他に鉄砲踊、真影踊、があって、白石踊には都合13種類の踊りがある。

男踊のふりつけ



娘踊り(月見踊)の振り付け


映像DVDの入手方法など
上で表示されている映像は、白石踊会の制作した「白石踊り伝承者養成DVD」 というDVDに収録されているものです。
このDVDには上映像の他、口説で紹介した那須与一の口説の映像、笠踊、奴踊、扇踊、女踊の振り の映像が収録されています。
DVDをご希望の方には、販売も検討いたしております。
販売の方法の詳細等にに関しましては、今しばらくお待ちください。
DVDイメージ