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白石踊り
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環境学習の実際〜岡山大学の取り組み〜



1 背景


白石島の平野部は江戸時代の干拓事業の結果作られた干拓地です。
そのため、干拓地からの排水を直接海に流さずに一旦貯留することで海の汚染を防ぎ、 また塩が干拓地に上がってくる事を防ぐための2重の緩衝池が海の直前に作られています。
緩衝池は定期的に泥をさらってやらないとやがて埋まり、緩衝池としての役割を果たさなくなります。
白石島では、年に一度お盆の日に泥さらいを行うという行事があり、緩衝池を守ってきました。
しかし、社会構造の変化により、泥さらいの主だったる労働力である青年人口が年々島外に流出を余儀なくされ、 緩衝池の泥さらいの維持が困難な状況となり、現在では40年近く泥さらいが行われておりません。
その結果、緩衝池には泥がたまり、緩衝池としての機能の低下が懸念されています。



緩衝池


低泥がたまっている

2 取り組み


岡山大学理工学部では、上記の用な背景を受け、緩衝池の調査と その浚渫作業の可能性についての研究に取り組んでいます。
調査内容は以下の通りです。
・緩衝池の機能の評価…緩衝池に上流から流れ込む水質、緩衝池の水質、下流の海への出口の水質を測定し、 緩衝池の機能の低下の有無について調査します。
・緩衝池にたまっている泥の成分測定…浚渫でまきあげ、海に流入する可能性のある泥の影響予測
年に数度、各季節毎に調査を実施し、分析を進めています。

また、白石島の環境を保全するという事は、白石島の文化を保全する事に他なりません。
その文化まで保全する、そのような環境活動が求められています。
そのような背景から、白石島の代表的な文化である白石踊りに関して、 口説のテキスト化事業、振り付けの映像による記録など、白石踊りの継承のためにも力を注いでいます。
このwebサイトもその事業の一環として立ち上げられているものです。



調査風景


様々な計測機器